中国のWANLIタイヤが2016年に国内正式参入を目指すという。これっていったいどういうこと? 既にWANLIは国内導入済みでは、と思うも、現状は「オートウェイ」による独自展開です。
東京オートサロン2016
2016年の東京オートサロンでは、広州豊力ゴムタイヤ有限公司(WANLI)がプレス発表を行いました。ここでは日本国内への参入とモータースポーツへの参加計画を明らかにしています。
「SA302」のトレッド面
示されたライナップにはスポーツの「SA302」がある。ウェット性能と転がり抵抗のバランスに優れ、日本市場でメインとしての役割を担います。その他コンフォート「H220」、SUV専用「AS028」なども展開の予定。WANLIは「ワンリー」、漢字で「万力」と示される。
さぁ、これはどう受け止めよう。「オートウェイ」が展開する既存ライアップとは全く異なり、更なる高性能化は間違いないでしょう。そして注目は販路です。どんなルートが見出されるのか、ですね。
レクサス LFA が展示。これ乗車体験用だ
中国製の安かろう、悪かろうのイメージを打ち破りたい、とするその施策は大いに興味があるところです。具体性が見えてきたらまたお伝えしようと思います。