ブリヂストンデータは、自社を中心に業界の数値まで触れ毎年公表している貴重なデータ集です。今回、2024年9月更新版が公開されていたのでお伝えします。
内容にザックリ触れると、会社概要から事業紹介、連結業務概要、世界のタイヤ市場シェア、生産拠点数、研究開発拠点数、グローバルタイヤ生産概要‥など。
この中で、最も興味深いのは世界のタイヤ市場シェア(売上高ベース)です。各メーカー比較や状況把握の参考にしています。データの出典はタイヤビジネス誌、最新となるのは2023年の世界シェア。
【2023年】
1.ミシュラン 14.4%
2.ブリヂストン 13.3%
3.グッドイヤー 9.0%
4.コンチネンタル 6.5%
5.ピレリ 3.7%
5.住友ゴム 3.7%
7.ハンコック 3.5%
8.横浜ゴム 3.2%
9.正新 2.3%
10.中策ゴム 2.5%
11.サイルン 1.9%
12.トーヨー 1.9%
13.正新 1.7%
14.その他 34.7%
その他を含め14位までランキングされています。1位はミシュランが維持。ブリヂストンは2位。その差は1.1%、やや開き気味かと。世界3大メーカー、ビッグ3(ミシュラン、ブリヂストン、グッドイヤー)の合計は36.7%です。以下その推移。
【世界3大メーカー推移】
2023年 36.7%
2022年 38.9%
2021年 35.7%
2020年 36.1%
2019年 37.8%
2018年 37.1%
2017年 37.0%
2016年 37.6%
2015年 38.0%
2014年 37.3%
2013年 37.7%
2012年 39.4%
2011年 40.7%
2010年 42.1%
・
2005年 53.2%
・
2000年 56.8%
ということで、データ詳細は以下にリンクしておくので興味のある人はどうぞ。