2024-2025年に向けた、スタッドレスタイヤとオールシーズンの新製品状況、酷暑が続く今ながらメーカーアナウンスは佳境を迎えています。取り敢えず8月だし、一旦まとめてみようかと。
■まずはスタッドレスから
・トーヨー「OBSERVE GIZ3」 2024年8月から発売
・コンチネンタル「VikingContact 8」 2024年9月から発売
・コンチネンタル「NorthContact NC7」 2024年9月から発売
トーヨー「OBSERVE GIZ3」は、「OBSERVE GIZ2」の後継です。従来からきっちり4年でモデルチェンジを図ります。近年人気が高まっている、SUV用サイズも新たにラインアップしています。
コンチネンタル「VikingContact 8」は、従来品「VikingContact 7」の氷雪性能をさらに強化し、転がり抵抗の改善やノイズの低減などプレミアムである要素を兼ね備えたという。
コンチネンタル「NorthContact NC7」は、低温、凍結、雪の多い路面状況での走行安全を開発の第一目標に、より安全・安心な氷雪路の走行を実現します。「NorthContact NC6」の後継です。「VikingContact 8」を上位、「NorthContact NC7」を下位に位置付け全フォロー体制を形成します。
■オールシーズンはこの2つ
・ダンロップ「SYNCHRO WEATHER」 2024年10月から発売
・ピレリ「CINTURATO ALL SEASON SF3」 2024年7月から発売
ダンロップ「SYNCHRO WEATHER」は、ドライ・ウエット・氷上・雪上などのあらゆる路面にシンクロする、次世代オールシーズンタイヤです。従来品は「ALL SEASON MAXX AS1」。
ピレリ「CINTURATO ALL SEASON SF3」は、都市部に住み、年間を通して安全性を必要とする中型車および小型車のドライバー向けに開発されたという。
以上がこれまでの状況です。気になるの実はダンロップのオールシーズン、「SYNCHRO WEATHER」です。氷上性能が、従来のスタッドレス「WINTER MAXX 02」に迫る性能を示します。向上効果は相当のモノと受け止めます。
ということで、新シーズンはそこまで来ています。スタッドレスタイヤとオールシーズンの見方、昨シーズンとは異なる捉え方になる可能性があるのでは。