6月に入りもう中旬になろうかというこのタイミング、シーズン前半の印象などザックリ触れようと思います。
何度か触れているけれど、今シーズンはプレミアムコンフォート、しかも2強となるブリヂストン「REGNO GR-XⅢ」とヨコハマ「ADVAN dB V553」に大注目です。当サイトに限定すると「ADVAN dB V553」がより興味を増している印象。
プレミアムコンフォートの追及項目は多岐に渡るも、全てにおいて高度に応える姿勢を示します。そしてプレミアムカーのみに捉われず、ミドルカー更に軽カーまでを範疇に加えるのが近年の傾向です。従いカテゴリー全体をも牽引するあり方になります。
そしてコンフォートが続きます。ピレリ「POWERGY」の絶対的なポジションは不変です。バランスと価格の絶対性が受け入れられた結果です。
ダンロップ「LE MANS V+」も外せない。従来を凌ぐ人気を得ています。性能全ての分野で高性能の主張が響きます。更にはヨコハマ「BluEarth-GT AE51」でしょう。快適ながらも十分な安定性を発揮する主張は大いに期待するところです。
次がスポーツカテゴリーです。いずれもストリートに括る製品、具体的にはヨコハマ「ADVAN FLEVA V701」やミシュラン「PILOT SPORT 5」が挙げられるかと。スポーツ低燃費タイヤを謳い、素直な操作性、高いウェット性能、そして静粛性に優れるなど街中での快適性とスポーツ性能に対する要求を底辺から支えます。
個人的にはドライグリップの高さを誇るピュアスポーツに関心を寄せるけれど一般化しない、そう特殊なタイヤの様相からは抜け出せません。純粋な走りの高レベル化、ドライビングの楽しさを高度に実現するイメージを載せているのでやはりそうなるのは仕方ない‥
実はカテゴリーの注目度合いを最も期待しているのがSUV(オンロード)です。車種としての人気に裏打ちされた、タイヤへの興味を是非とも確認してみたい。しかしながら、現状は上に挙げた製品を超える勢いがありません。
メーカーによるランアップ数は増加傾向。新製品の投入に積極的で露出拡大を確実に図っています。なのにどうして‥ こりゃ当サイトと検索の相性によるもの、そう思ってしまいます。
以上が全体の印象です。実際のボリュームとは少しばかり乖離しているかな。それでも興味レベルを今シーズン前半に重ねるとこんな感じ。実はここまで何度か触れたものと代わり映えしない。それほど確実なものになっていると思います。