GfK Japanは、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データ等を元に、市場規模相当に拡大推計した2023年上半期(1月~6月)のタイヤ、エンジンオイル、自動車用バッテリーの販売動向を発表しました。なおここではタイヤに限定しお伝えします。
2023年上半期(1月~6月)の数量前年比は5%減と微減。店頭では数量前年比7%減、インターネットでは同10%減のマイナス成長だったという。
店頭の平均価格は前年から7%上昇し10,516円、インターネットでは18%上昇し9,512円に。金額前年比は店頭では前年並み、一方インターネットでは7%増。これは出荷価格が引き上げられたことが要因では、と。
また2023年1月以降に夏タイヤを購入した1,166人のうち、タイヤの販売価格が値上げされることを、
「購入する前から知っていた」は70%。
「多くの商品で価格が上がっているので理解できる」は64%。
ただ「次回は安いお店やウェブサイトを選ぼうと思う」と回答した人は16%、特に50代では19%を占めた。
夏タイヤをサイズ別にみると、
155/65R/14
数量構成比19%を占めたものの数量前年比では11%減。しかし、販売数量は最も多い。
165/60R/15
数量構成比5%増で店頭、インターネットともにプラス成長。
165/55R/15
数量構成比6%で数量前年比では横ばい。
185/60R/15
数量前年比8%増、特にインターネットでは同19%増。
225/55R/18
数量前年比7%増で店頭、インターネットともにプラス成長。
オールシーズンタイヤは数量前年比21%増と二桁成長。インターネットでは47%増、店頭では12%減。より詳しくは以下のリンク先を参照ください。