ATR RADIAL、いよいよ終い間近のよう!

 アジアンタイヤコンテンツランキング推移では「ATR SPORT」が9位に。いまだ人気を誇るのは逆に何だか空しい。現状、オートウェイでの販売はもう終いの様相かなり強まりました。

 「ATR SPORT」「ATR SPORT2」「CORSA 2233」の3つが残るのみ。しかもサイズ展開は「ATR SPORT2」が4つを備えるも、「ATR SPORT」「CORSA 2233」は最小レベルの1つだけ。こりゃあかん! 興味があってもフェードアウトじゃ如何ともしがたい‥

 繰り返すことになりますが、オートウェイによる販売は既に最終段階。国内では2022年以降ATR RADIALの大量仕入れは困難ということでした。抱える在庫限りの販売で扱いメーカーとしては除外されます。

 要因は、2019年に製造元MASA(MULTISTRADA)の経営体制が変わり、2020年から安定的な導入が難しくなってしまった。そしてシュランがMASA株式の80%を取得し買収。このことで今後国内においては独自ルートの方向付けをするのでは‥ と想像。

 しかしながら正直残念で仕方ありません。インドネシア製のタイヤをここまで拡充させた功績は大きい。

 私も「ATR SPORT2」をリアルレポートで採用、複数年に渡り本質を探りお伝えしました。かなり大味な印象もあったけれどグリップの高さには驚いた。また耐久性もあるし、ごちゃごちゃ細かい事を言わなければそれなりに評価出来たかと。

 またコンフォート「PLATINUM HP」は従来をハイパフォーマンス化、より洗練されたことがアピールポイントでした。静粛性と乗り心地、そう快適性のレベルアップが最大だったのでは。など全体的にも話題性があり興味深かった。

 既に存在そのものはフェードアウト間際の扱いです。アジアンタイヤ黎明期からのメーカーがまだ一つ離れていくのは何とも寂しいかな。でもショウガナイですね。これも時代の流れです。なお当サイトにおいては今しばらく保持しておきたいと思います。

ATR RADIAL(エーティーアール ラジアル)タイヤ性能比較
ATR RADIAL(エーティーアール ラジアル)は国内でのブランド名。メーカーはインドネシアの PT Multistrada A…
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