大雪による大規模な立ち往生。その場に遭遇したら厳しさで言葉にならないっす。なので備えることが必要だという。具体的にはスコップ、手袋、防寒着、カイロ、毛布、飲料水や非常食など。
そして遭遇してしまったら、重要なのは排気ガスの車内への侵入を防ぐこと。一酸化炭素中毒の危険性を伴いますので。排気ガスの逆流を防ぐにはエンジンを切るのが最も良い。けれど大雪、しかも極寒の中でそれは難しい。なのでマフラー周りを一定時間たったらこまめに除雪するのが大切です。
スタッドレスタイヤ+チェーン
スタッドレスタイヤは装着していたはず。なのにそれさえも効かなくて立ち往生。スタッドレスタイヤ最強、を唱えるも崩れ去ってしまうことに。全てがそうだとは言わないけれど、視界が遮られるほどの吹雪、大雪による深雪ではそれさえも無益になってしまいます。
そもそも雪道で立ち往生が発生するのは、そこにできた「くぼみ」が原因です。渋滞などでクルマが停止、その際に放出される熱で一時的に雪が溶け「くぼみ」が発生。溶けた雪が再度固まり「くぼみ」がアイス状に変化します。
こんな時は、スタッドレスタイヤ+チェーンの装着を検討した方がいい。チェーンはタイヤに装着することで凹凸ができ、これが大きな抵抗となります。スタッドレスでは走行不能の深雪でも走破の可能性が期待されます。
チェーンの収納はコンパクトなので、畳んで専用ケースに入れるだけ。最悪のケースに役立つはずです。
自然を相手に過ぎることは無いでしょう。それでも意図しないことに巻き込まれることがあります。少しでも完全完璧を目指しておきたいものです。