季節製品であるスタッドレスタイヤ、夏タイヤとは異なりメーカーの生産は通年行われている訳ではありません。従ってショップ等で販売可能な数（サイズ）は一定数で限りがあります。早ければ年末間近に完売が見られるのはその為です。
生産数を事前に決定
例年4～5月頃かと。メーカーでは今シーズンのスタッドレスの生産数を大方決定します。それに向けて生産を開始し、9月頃にデリバリーが可能となれば生産数完了で終了となります。販売が本格化するのは11月頃から、そして12月末にはメインサイズが品薄になることも。
この間、思わぬところで降雪が見られると当初の計画は狂ってしまいます。それでも当初の予定通りで追加生産は基本ありません。
ただメーカー主体の動きなので、ショップ等によっては在庫を抱えるなど対応は異なります。それでも年が明ければ在庫のみの販売になるのも多いかと。
早期購入には意味がある
早割りや雪が降る前の早期購入を推奨するのはこの為です。雪が本格化する時期に、サイズや新製品等によっては応えられないケースが発生してしまいます。急げ急げ、と急かしているようだけれど理由はこの為です。
話を聞いたのはもう大分前。当時は天然ゴムが大雨等により生産悪化でタイヤにも影響が。その後回復しても季節製品を謳うスタッドレスは、生産時期が限られており継続が難しい為に影響大きい、ということでした。
恐らく現在もその考え方に変化は無いと思います。欲しい銘柄やサイズがあるのなら是非とも早期の購入を考えて欲しい。いまならまだ希望は叶うはず。既に北海道や北日本では積雪のニュースが報じられています。地域によって異なるも急げ急げ？