どんなクルマが売れているかを理解する、タイヤにとっても重要です。ということで約1年ぶりに確認してみました。本来は2023年6月実績を確認したいところですが、軽カー実績がまだ公表されておらず。そんなで5月実績にしました。
乗用車の括りは日本自動車販売協会連合会、軽カーの括りは全国軽自動車協会連合会が公表した結果です。
長いことSUV一色と伝えているけれどそろそろどうなのよ? 見掛ける車種としてSUVは明らかに多い印象。ただ車名別新車販売台数をランキングにしてみると、そこは実用的な車種になるかと。
軽カーにおいてはホンダ「N-BOX」が相変わらずです。売れているということ。しかも上位はいずれもハイト系、そう軽カーながら背の高い車種です。居住性だけならコンパクトカーをも上回るのでは‥ そんなことで人気定着ですね。
などなど結果を以下10位まで記します。
乗用車
1 トヨタ ヤリス 12,714
2 トヨタ プリウス 9,233
3 トヨタ シエンタ 9,109
4 トヨタ カローラ 8,771
5 トヨタ ノア 7,077
6 トヨタ ヴォクシー 6,913
7 日産 セレナ 6,655
8 トヨタ ルーミー 6,405
9 トヨタ アクア 6,292
10トヨタ ハリアー 6,193
軽カー
1 ホンダ N-BOX 13,967
2 ダイハツ タント 11,208
3 ダイハツ ムーヴ 8,193
4 スズキ スペーシア 7,901
5 スズキ ワゴンR 5,448
6 スズキ アルト 5,397
7 スズキ ハスラー 5,145
8 ダイハツ ミラ 4,877
9 ダイハツ タフト 3,898
10日産 ルークス 3,747
乗用車は車種への注目以上にメーカートヨタの勢いが凄いです。というか衰えない。10車種中9車種がそれです。もう様様。トップ人気は固定されています。完全独壇場と言えそう。その他のメーカーどうした、と言いたい。
車種別ではミニバンが過去に比較し減少と思っていたけれど、トヨタ「シエンタ」「ノア」「ヴォクシー」「ルーミー」、そしてトップ10内唯一 日産から「セレナ」など。上位半数はミニバンです。人気は衰えずと受け止められます。
軽カーは既述した通りハイト系強し。やはり居住性、室内空間の広さが最大要因になるかと。乗ればこれでもいいかな、と思ってしまうほどです。
最後にスポーツカー、皆無です。そもそも該当車種が僅かですから。ショウガナイのかな‥ タイヤはスポーツへの興味が高いんですけどね~ 個人的には何とも寂しい限りです。
いずれにしてもタイヤへの興味は車種傾向に大きく影響されるはず。ただネットで情報を見出し価格も調べるのは手間が掛かります。その点で売れている車種傾向とタイヤへの興味は微妙な差異があるかもしれません。このあたり肝に銘じておこうかと。
しかし皆さんクルマを買う余裕が本当にあるんですね。私は依然として懐がとっても厳しいです‥ シクシク