新車販売ランキングを確認してみた(2021年6月実績)

 以前は毎月定期的に調べていた車名別新車販売ランキング、いまどんなクルマが売れている? を理解しておくことタイヤにとっても重要。そう車種傾向はタイヤ選択にも大きく影響しますから。ミニバンならミニバン専用タイヤ、SUVならSUV専用タイヤという感じ。ただ毎月は必要ないかな、ということから不定期に変更。

 久し振りにいまの状況を知りたくなったので、乗用車用と軽カーの2021年6月実績を調べてみました。その結果を10位まで記します。

乗用車
1 トヨタ ヤリス    14,937
2 トヨタ ルーミー   14,337
3 トヨタ カローラ   9,189
4 トヨタ アルファード 9,151
5 トヨタ ハリアー   7,235
6 日 産 ノート    7,076
7 トヨタ ヴォクシー  6,791
8 トヨタ ライズ    6,725
9 ホンダ ヴェゼル   5,692
10トヨタ RAV4    5,566

軽カー
1 ホンダ N-BOX   17,479
2 スズキ スペーシア  9,516
3 ダイハツ タント   9,006
4 ダイハツ ムーヴ   8,623
5 スズキ ハスラー   7,241
6 ダイハツ ミラ    5,419
7 ダイハツ タフト   5,172
8 日 産 ルークス   4,859
9 スズキ アルト    4,670
10ホンダ N-WGN   3,772

 乗用車用はトヨタの独り勝ち。しかも車種としては多岐に渡る展開でとっても理想的。コロナ禍の影響でクルマメーカー各社は大幅な赤字に転落、という中でトヨタは黒字を計上したというからこれで納得。

 「ヤリス」や「カローラ」あたりはフムフム、しかし4位にプレミアムミニバン「アルファード」がランクインしているのは驚いた! トヨタの黒字を支えるのはコロナ禍でも「アルファード」を購入できるお金持ちを層を抱えていること、かな‥

 軽カーは「N-BOX」がダントツの1位です。2位「スペーシア」の2倍近く売れている。売れ続けること相当長いです。それほど日本人にとってジャストフィット。かつての軽カーのイメージを完全払拭しファミリーカーへ昇格。これ1台で充分賄える、ということでしょう。

 既述の通り車種傾向はタイヤに影響するのは間違いないはず。その通りで車種としてのSUV、ミニバンの実績は、対象にするタイヤカテゴリーの興味を引き上げます。

 ただ例外も。当サイトのコンテンツランキングはプレミアムコンフォートとスポーツが1、2位にランクインしています。またアジアンタイヤもスポーツの絶対的優位は変わらず。恐らくこれらのカテゴリーへ興味を示す層はタイヤ選択の拘りが最も強いと判断します。

 それにしても皆さん車を買う余裕結構あるのね! もしかしてコロナ禍の影響で懐がとっても厳しいのは私だけ?

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