いよいよ国内レースも開幕。ということで、2021年3月20日にスーパー耐久シリーズ2021開催のツインリンクもてぎへ行って来ました。本戦の21日は5時間耐久なので飽きちゃいます。従って前日の予選日を敢えて選択。天気は曇り、気温13℃くらい。観戦するには悪くないコンディションでしたね。
コロナ対策は徹底していました。マスク着用は当然ながら、入場ゲートで体温チェック。37.5度以上の発熱がある場合は入場お断り。また施設内のあらゆるところにアルコール消毒液が設置。飲食スペース(屋外)などは通常よりテーブル・イスの数を減らし間隔をあけて設置したようです。
チケットは事前にネットでグランドスタンドを取得。前後左右間隔を1席空け、全席指定になっていました。当日は予選日だったからか席はがらがら、前後左右1席どころか10席くらい空けぽつんぽつんと座っている状況。
実は3月20日-21日の2日間通し券だったのですが20日のみの観戦、21日はもったいないけれどパス。(結果として21日は大雨、レースは途中赤旗で中断しそのまま再開できず終了になったよう‥)
さて、本格的なレース観戦など何年振り? 確か改修前の富士スピードウェイでの耐久が最後だったような。記憶定かじゃありませんけど26-27年振りぐらいかと。ということで前日からワクワク!
当日は6時に自宅を出発、現地まで150kmくらいの距離ながら休憩を取りゆっくり向かいます。到着は9時少し前で予定通り。南ゲートでチケット確認と体温チェックを受け場内へ。
初めてのツインリンクもてぎ、さて駐車場はどこよ? 今回マイカーパレードを申し込んでおり愛車でコースを走ります。従ってその関係もあり優遇されていました。スーパースピードウェイ、そうかつてインディも開催されたオーバルコース上が特設駐車場です。しかもグランドスタンドに最も近い場所。これはいい!
既に前座の86/BRZレースの予選真っ最中。早速グランドスタンドの指定席へ。走行映像が映し出されるスクリーンの真ん前だし、スーパースピードウェイ内のエリア全体も見渡せるいい席じゃないですか。
86/BRZレースの予選後はスーパー耐久のウォームアップ走行です。実はスーパー耐久を観るの初めてなので興味津々。様々なクラス混在でマシンのスピード差はかなりのもの。最速はFIA GT3公認車両のGT-Rやマクラーレン、そしてポルシェなど。一番下はフィットやデミオ、ロードスターまで。
ということでウォームアップ走行ながら見応え十分。午後からの予選は相当面白くなりそうです。
さてサーキットの敷地内にはホンダの過去から未来までを知ることができる博物館を謳うホンダコレクションホールがあり、歴代のマシンが無料で見られます。ということで移動。
入り口で来場者を迎えるガラスのオブジェ、描かれている「夢」の文字は本田宗一郎氏が自ら記したものだという。また1965年に登場したF1マシンRA272がドーン! 11号車はリッチー・ギンサーが駆るマシン、参戦2年目最終戦のメキシコで初優勝したもの。
丁度シビックワールドが開催中。17代の歴代シビックが展示されていました。その中にはマスキー法の適合審査に合格したCVCCもあり感動。
最も興味深かったのはF1マシンのマクラーレンホンダMP4/4。そう16戦中15勝の時ですね。ベルギーGP優勝車でカーNo.12はA.セナが駆ったもの。とまぁこれはこれでもっと時間が欲しかった。マイカーパレードの時間が迫るのでこのあたりで後にしました。
さぁマイカーパレード。先着150台、無料で本コースを走行します。と言ってもそこはパレードを謳うので30km/h前後のスピード、並列2台ずつゆっくりコースを堪能。約1.5周くらいか、それでも本格的国際コースを走ることに大感激。先ほどのホンダコレクションホールも良かったけれどパレードは更に大満足です。
そして午後、いよいよメインの予選開始。A、B、C、Dと4つのドライバーセクションで競います。さすがに全て混走とはいかず、スピード差が少ないマシンが組み合わされていました。それでもFIA GT3公認車両は速かった。ただスーパーGTではGT500の下位となるGT300に準拠するのかな。するとGT500はもっと速い‥ 今年はスーパーGTも観に行かないと!
ここで観戦場所を移動、もてぎ名物90度コーナーが見られるZ席(自由席)へ。公式サイトには最高速を誇る急勾配なダウンヒルストレートからフルブレーキで急激に減速し90度コーナーを通過する豪快な走りを楽しむことができる、と記載あり。
その通りです。減速からのコーナリングでドライバーの腕と度胸が試される、観る方にとってこれは非常に面白い。結局、指定のグランド席には戻らずZ席に定着してしまいました。マシンとの距離も近くエンジン音の迫力と荷重移動でタイヤの使い方が素晴らしい。
感動しっぱなしながらそろそろ帰宅の時間が迫ります。後ろ髪を引かれる思いながら帰りましょ。
高速に乗り那須高原SAで休憩、時刻は18時です。暫くすると地震だーーーと叫ぶ女性の声! 結構揺れている。すると宮城と福島で大きな地震だという。またか!!!
すかさず自宅の女房へLINEする。震度5で相当揺れた、と動揺半端ない返信が。大丈夫? 再度送信するも今度は既読にならないので電話してみる。出ない‥ 心配マックスに。5分後再度電話すると出ました。トイレの置物が落ちた程度で2月13日のような状況にはなっていない、というので少し安心。でも即帰りましょ!
高速に戻ると降りるICのひとつ先から地震の影響で通行止めの表示が出ています。うわぁ、やばかった! そして19時過ぎに帰宅。レースの満足感は完全に消え去り何でここばっかり‥ 不安と怒りが同時にわき起こりましたがどうしようもない。
実は我が町、2月の地震で相当の被害が出ています。私が住むマンションも大変。足場を組んで大規模な修繕になりそうです。あちこちの建物も足場が組まれようやく修繕に動き出している矢先にまた地震。
この惨状、全国ニュースはもう報じませんね。コロナとオリンピックばっかり。3月25日には聖火リレーが始まるようだけれどなんだかなぁ‥
ということで、まとまらなくなりましたがスーパー耐久シリーズ2021開催のツインリンクもてぎへ行って来た、という話でした。