ブリヂストンデータは、自社を中心に業界の数値まで触れ毎年公表している貴重なデータ集です。今回、最終更新2020年9月14日版が公開されていたのでお伝えします。
内容をザックリ触れると、会社概要から事業紹介、連結業務概要、世界のタイヤ市場シェア、生産拠点数、研究開発拠点数、グローバルタイヤ生産概要‥など。
この中で、最も興味深いのは 世界のタイヤ市場シェア(売上高ベース)です。各メーカー比較や状況把握の参考にしています。データの出典はタイヤビジネス誌、最新は2019の世界シェアをメーカー別にランクしています。以下最新です。
【2019年】
1、ミシュラン 15.0%
2、ブリヂストン 14.6%
3、グッドイヤー 8.2%
4、コンチネンタル 6.8%
5、住友ゴム 4.2%
6、ピレリ 3.6%
7、ハンコック 3.4%
8、横浜ゴム 2.9%
9、正新 2.3%
10、中策ゴム 2.1%
11、ジーティー 1.9%
12、トーヨー 1.8
13、その他 33.2%
その他を含め13位までランキングされています。1位はミシュラン返り咲き。うほほーいでは! ブリヂストンは2位へ降格。0.6%の差、これ僅差と言っていいのか? ブリヂストンが2位になるのはいつ以来?
世界3大メーカー、ビッグ3(ミシュラン、ブリヂストン、グッドイヤー)の合計は相変わらず圧倒的で37.8%です。しかし、この15年で20%近くも減少。以下その推移です。
2019年 37.8%
2018年 37.1%
2017年 37.0%
2016年 37.6%
2015年 38.0%
2014年 37.3%
2013年 37.7%
2012年 39.4%
2011年 40.7%
2010年 42.1%
・
2005年 53.2%
・
2000年 56.8%
ということで、データ詳細は以下にリンクしておくので興味のある人はどうぞ。繰り返すけれど、ブリヂストンは2位だった‥
ただ4月公表の米国専門誌 モダンタイヤディーラー まとめの 2019年世界のセールスランキング だと以下のようになっていました。
1、ブリヂストン
2、ミシュラン
3、コンチネンタル
4、グッドイヤー、
5、住友ゴム
6、ピレリ