NEXCO東日本東北支社の 冬用タイヤの装着状況調査 第4弾 が発表されました。2019年11月25日調査の結果です。前回第3弾は東北全体で53%の装着率でした。で、今回は69%まで上昇しました。
直近10年の結果はいつもの通り以下に示します。調査日に少なからず差異ありますが平均したら約71%でしたので、今回の結果はまぁ例年並みかと。(過去2009年(平成21年度)からの第4弾を辿る。( / )は調査日)
2018年(平成30年度) 74% (11/26)
2017年(平成29年度) 83% (11/27)
2016年(平成28年度) 69% (11/21)
2015年(平成27年度) 78% (11/30)
2014年(平成26年度) 80% (11/25)
2013年(平成25年度) 78% (11/25)
2012年(平成24年度) 69% (11/26)
2011年(平成23年度) 58% (11/21)
2010年(平成22年度) 54% (11/22)
2009年(平成21年度) 70% (11/24)
*2009 ~ 2018年の平均 71%
さて、今回も個別には地域差があります。既に100%が東北道 青森IC、十和田IC。一方最低は常磐道 いわき中央IC 37%です。いわき市は冬でもスタッドレスタイヤの装着無しが意外に多いという。それほど雪が降らないようだし、そのあたりが数字に表れているんでしょう。いずれにしても来週から12月に入ります。完全冬だしタイヤ交換が急がれます。
そうそう、調査には初雪日が掲載されています。これによると今年は福島市以外全て観測済み。因みに青森市は平年よりも8日遅い、盛岡市は11日遅い、仙台市は17日早い、秋田市は1日遅い、山形市は2日遅い、福島市は未観測で既に1日経過(11/27時点)。以下参考まで。
青森市
今年:11月14日
昨年:11月22日
平年:11月6日
盛岡市
今年:11月19日
昨年:11月21日
平年:11月8日
仙台市
今年:11月21日
昨年:12月8日
平年:12月8日
秋田市
今年:11月14日
昨年:11月22日
平年:11月13日
山形市
今年:11月20日
昨年:11月23日
平年:11月18日
福島市
今年:未観測
昨年:12月8日
平年:11月26日
この調査は平成10年(1998年)から実施され今年で22回目。降雪期を迎えるにあたり早期の冬用タイヤ交換を喚起し、雪道運転の安全走行を啓発すること目的に実施、公表されています。
調査方法は、高速道路料金所入口の一般レーンで一時停止する車両のタイヤ種別を調査員が目視で確認、1回当たり3時間程度行います。調査日は全6回、11月5日、11日、18日、25日、12月2日、9日の予定です。