5月にお伝えした ブリヂストン データ 2017年版 に 更新データ が追加されました。事業種別売上高、市場別売上高、そして 世界のタイヤ市場シェア(売上高ベース)が、いずれも2016年へアップデートされています。
もっとも注目するのは世界のタイヤ市場シェアです。2016年はビッグ3である ブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤー の合計が37.6%。実はこの15年近くで約20%近くも減少しています。新興国メーカーと言われるアジアンタイヤなどへ流れた、と分析します。
しかしながら、2013年からは横ばい。ビッグ3だって当然ながら歯止めへの動きを図ります。逆に勢いがあった新興国メーカーは淘汰が進みます。世界的にもタイヤ業界は熾烈です。
【2016年】
1、ブリヂストン 14.6%
2、ミシュラン 14.0%
3、グッドイヤー 9.0%
4、コンチネンタル 7.1%
5、ピレリ 4.2%
6、住友ゴム 4.0%
7、ハンコック 3.3%
8、横浜ゴム 2.8%
9、正新 2.6%
10、中策ゴム 2.1%
11、ジーティー 2.0%
12、クーパー 1.9%
13、東洋ゴム 1.8%
14、クムホ 1.6%
15、その他 29.0%
【ビッグ3合計の推移】
2000年 56.8%
・
2005年 53.2%
・
2010年 42.1%
2011年 40.7%
2012年 39.4%
2013年 37.7%
2014年 37.3%
2015年 38.0%
2016年 37.6%